有休を登録したのに翌月度を見ると有休残数が変わってない・・、有休修正画面を見ても「消化」に反映していない・・などで困ったことはありませんか?
その有休登録、勤怠締め(仮締め処理や締め処理)完了後に個人別修正画面などで有休の修正操作(登録やクリア)を行っていませんか?すでに勤怠の締め作業が完了した後に、過去月度に遡り有休修正した際は、再度対象年月度以降で「仮締め処理」が必要です。
以下例を挙げてご説明いたします。
例:2022年2月度まで勤怠締め処理が完了状態で、過去月度(2022年1月度)を遡り有休修正を行った場合
■対象画面:個人別修正(1月度)
2022年2月度まで勤怠締め処理が完了した後に、過去月度(2022年1月度)に遡り、1月4日を対象に有休修正(有休登録)を行います。修正前の「有休残数」は18日です。
(修正前)
修正後「登録」を押すと、2022年1月度の「有休残数」は17日に変わります。
(修正後)
つづいて、2022年2月度の個人別修正画面を見てみます。
■対象画面:個人別修正(2月度)
2月度の「有休残数」には、1月4日に消化した1日有休分が反映していません。 これは1月度の有休登録をした後に、再度仮締め処理をしていない状態の為、2月度を開いたときには「有休残数」は18日のままになっています。
■対象画面:有休修正
有休修正画面も同様、勤怠締め処理完了後、過去に遡り有休修正した際には、再度仮締め処理を操作が必要です。仮締め処理がないと「付与日数」「消化日数」「合計残」には最新情報が反映しません。 再度仮締め処理をしていない状態の為「1月消化」は0日のままになっています。
★解決方法
【勤怠管理>月締処理】で、対象部署で「仮締め処理」してください。 ※「仮締め処理」は、1月度⇒2月度⇒3月度…当月と、1ヶ月毎に最新の月度に向かって操作が必要です。
■対象画面:月締処理
「処理年月」を2022年1月度⇒2月度…当月の順で「仮締め処理」を行います。
以上の操作が完了すると、最新の有休状態が各月に反映します。
改めて個人別修正画面を確認すると1月度から順に仮締め処理を再度実行したことにより、2月度の「有休残数」は17日に更新されていることが分かります。
有休修正画面でも、1月度から順に仮締め処理を再度実行したことにより1月度「消化」に日数が反映しています。