《概要》
〔代休修正(詳細)〕では従業員ごとに、代休の発生、取得、消滅の履歴、残数推移の確認を行うことができます。
この画面では、代休発生や代休取得の新規登録や、すでに登録されている代休発生や代休取得を削除することが可能です。また、代休発生の有効期間終了日も変更可能です。但し、自動発生した代休の有効期間の変更と削除することはできません。
本来、代休データは勤怠データと連動するものですが、この画面で新規登録・削除された代休データは勤怠データとは切り離された情報となり連動しませんので、新規登録・削除する場合は注意してください。
図1. 代休修正(詳細)画面
代休情報を〔代休修正(詳細)〕で新規登録・編集した場合、〔代休修正〕にて表示される発生日数・取得日数の数値は青字で表示されます。(図2)
図2. 代休修正画面
〔代休修正〕にて、詳細表示・編集する社員の<詳細編集>をクリックし〔代休修正(詳細)〕を表示します。
〔勤怠管理/休日管理/代休修正(修正)〕
図3. 代休修正(詳細)画面
《主な項目説明》
「No」:表示された代休データの連番。
「手入力」:この画面で新規登録した代休データには「〇」が表示されます。
「代休種別」:代休処理の種別。
代休発生、半代休発生、代休自動発生、半代休自動発生は黒の太字、
代休取得、前代休取得、後代休取得は黒字、
代休消滅は赤字
で表示され、この8種類のうちいずれかを表示します。
「代休残数推移」:各代休処理が行われた時点での代休の残数。
「代休日」:代休が発生、もしくは取得された日。
「有効期間(開始)」:発生した代休の有効期間開始日で、代休日と同日になります。
変更することはできません。
「有効期間(終了)」:発生した代休の有効期間終了日。
変更可能で、変更した場合は青字で表示されます。
《主なボタン説明》
<新規登録>:新たに代休発生もしくは代休取得を登録します。
<表示期間変更>:代休の表示期間を変更します。
<一覧画面へ戻る>:前画面の〔代休修正〕に戻ります。
<編集>:有効期間終了日を変更します。
代休取得には有効期間がないためボタンをクリックできません。
自動発生した代休は変更できないため表示されません。
<削除>:代休の発生・取得を削除します。
自動発生した代休は削除できないため表示されません。
初期表示では、〔代休修正〕にて表示していた年度の開始月度から終了月度までの代休データが表示されます。
代休の消滅は「yyyy/MM/dd発生分が、yyyy/MM/ddに有効期間を迎え消滅しました。」と一覧に表示されます。実際には有効期間終了日を迎えていなくても、表示期間の最終日までに有効期間を迎えるものは消滅が表示されますが、その後、有効期間までに代休取得されていれば消滅表示は消えます。
「代休残数推移」では、代休の「発生・取得・消滅」処理が行われた時点での残数を表示しています。同日に複数の消滅があった場合でも、それぞれの代休データごとの残数を表示しています。1日分発生した代休を半日しか取得せず残り半日分が消滅した場合の残数は0.5日分減った数値が表示されます。
《操作方法》
・表示期間の変更
〔代休修正(詳細)〕の一覧データを変更する場合、<表示期間変更>をクリックします。
クリック後、期間変更用のモーダル(図4)が表示されます。
図4. 表示期間変更
期間を選択し<変更>をクリックすると、一覧表示される期間が変更されます。
・新規登録
代休発生・代休取得を新規登録する場合、<新規登録>をクリックします。クリック後、代休登録用のモーダル(図5)が表示されます。
図5. 新規登録
代休種別を選択し、「代休日」と「有効期間」を入力し、<登録>ボタンをクリックすると、代休日の登録が完了します。登録後、一覧には手入力の欄に〇がついた状態で表示されます。
※有効期間の入力について
有効期間は「代休発生」「半代休発生」のときのみ入力必須になりますが、開始日は代休日を入力した際に自動で表示され、手入力することはできません。
終了日も休日付与規則にて設定した有効期間を元に自動で表示されますがこちらは手入力で別日に変更することが可能です。
有効期間を「期限なし」にする場合終了日には「9999/99/99」を入力してください。
「代休取得」「前代休取得」「後代休取得」を登録するときに有効期間は不要です。
※すでに代休の発生・取得データが存在している日には登録することはできません。
例えば、「前代休取得」が登録されている日に「後代休取得」を登録することはできません。その場合は登録してあった「前代休取得」を削除して、「代休取得」を登録してください。
《注意事項》
ここで登録される代休データは、勤怠データとは連動しません。勤怠データと矛盾する可能性があるため注意してください。勤怠データと連動させる場合は、この画面からではなく、勤怠の各修正画面で事由を設定して下さい。
・代休種別が「代休発生」「半代休発生」の有効期間を変更
<編集>をクリックすると、編集用のモーダル(図6)が表示されます。
図6. 代休編集
有効期間終了日のみ変更が可能です。代休種別や代休日を変更する場合は、一度削除してから新規登録してください。有効期間終了日を変更し、<更新>をクリックすることで更新が完了します。変更後、一覧には有効期間(終了)の日付が青字で表示されます。
有効期間を「期限なし」にする場合、終了日には「9999/99/99」を入力してください。
※自動発生した代休は有効期間を変更することはできません。
変更する必要がある場合、勤怠データにて、代休種別「代休自動発生」・「半代休自動発生」に該当する事由を消して、代休種別「代休発生」「半代休発生」に該当する事由を登録してから有効期間を変更してください。
・削除
代休データの削除を行う場合は、対象のデータの<削除>をクリックします。アラートが表示されるので、<OK>をクリックすることで削除が完了します。
新規登録と同様、ここで削除された代休データは勤怠データとは連動しません。この画面で削除を行っても、勤怠データの代休の事由が残っている状態で各修正画面にて登録を行うと、また代休データが作られますのでご注意ください。
代休種別「代休自動発生」「半代休自動発生」は削除することができませんので、削除したい場合は、自動発生の条件に合致しないように勤怠データを変更してください。