《操作概要》
〔稼働表修正〕では、申請・承認フローを経て確定したプロジェクト工数を扱うことになります。
よって、本画面でプロジェクト工数を登録・更新した場合、管理者によって修正されたことがわかるよう青字で表示されます。(個人側の稼働表照会画面や申請画面でも青字で表示されます)。
勤怠管理の個人別修正画面同様、修正対象の年月を選択後、対象の社員を選択することで社員の稼働表が表示されます。表示後、各プロジェクトの工数を入力し<登録>を押すことで、プロジェクト工数が更新されます。勤怠管理から取得された実績時間と、各プロジェクト工数の合計に差異がないかをチェックしながら操作して下さい。
また、〔稼働表修正〕の削除機能は選択日付のプロジェクトの工数時間を削除する機能です。
●操作方法
〔プロジェクト工数を登録・更新する〕
「プロジェクト工数」を修正し、<登録>を押すことで、登録、更新が行われます。入力は半角数値で入力して下さい。入力をするときに「__:__」と入力欄が表示されている場合は60進での入力を行って下さい。「__.__」と表示されている場合は10進入力になります。入力した時間は青い文字で表示され、社員側の〔稼働表照会〕や〔稼働表申請〕でも文字が青で表示されます。
図1. プロジェクト工数の修正を行った場合
《主なボタンの説明》
<登録>:入力したプロジェクト工数を登録します。
<削除>:削除選択で選択された日付のプロジェクト工数を削除します。
<年月選択>:表示する年月度を変更します。
<プロジェクト選択>:プロジェクト選択画面に移動します。
<▲勤怠データ非表示>:勤怠表示領域を消すことができます。
<▼勤怠データ表示>:消した勤怠表示領域を表示することができます。
<全選択>(申請ロック):申請ロックのチェックボックスを全てチェックします。
<全解除>(申請ロック):申請ロックのチェックボックスを全て外します。
<全選択>(削除):削除選択のチェックボックスを全てチェックします。
<全解除>(削除):削除選択のチェックボックスを全て外します。
《主な項目の説明》
図2. 稼働表修正(全画面)
①「部署」:表示する社員を部署で絞り込みます。
②「雇用」:表示する社員を雇用で絞り込みます。
③「社員」:表示する社員を選択します。
④「入力順」:工数入力時、エンターキーで移動する方向を指定します。
⑤「日付」:申請する対象日を表しています。
⑥「勤務区分略称」:勤怠の実績勤務区分が表示されます。
⑦「事由A」:勤怠で選択された事由Aが表示されます。
「事由B」:勤怠で選択された事由Bが表示されます。*1
「事由C」:勤怠で選択された事由Cが表示されます。*1
⑧「確定出勤」:勤怠の確定出勤が表示されます。
「確定退勤」:勤怠の確定退勤が表示されます。
⑨「勤怠選択項目1」:勤怠項目で表示を行いたい項目が表示されます。
「勤怠選択項目2」:勤怠項目で表示を行いたい項目が表示されます。
⑩「勤怠実績時間」:プロジェクトの工数を振り分ける元となる勤怠の実績時間が表示されます。
⑪「申請ロック」:工数が確定し、ロックをかけたい場合に使用します。
最終承認が完了したデータは自動的にロックがかかりますので、再度申請させたい場合はロックを解除する必要があります。
⑫「削除選択」:削除対象の日付にチェックし、<削除>を押すことで選択された日付のプロジェクト工数が削除されます。
⑬「申請コメント」:申請するときに承認者にコメントがある場合に入力する欄です。
⑭「未配分時間」:プロジェクト工数を申請するときに、対象日であと最大何時間申請可能かを表示します。
⑮「申請時間日別合計」:各プロジェクトで登録されたプロジェクト工数の日別合計が表示されます。
⑯「合計」:1ヶ月の各合計値が表示されます。
⑰「No」:プロジェクトの画面表示順番が表示されます。
⑱「プロジェクト名」:工数を入力する対象のプロジェクト名が表示されます。
⑲「アサイン」:アサインの区分が表示されます。各区分の内容は下記に記載しております。
⑳「プロジェクト工数」:各プロジェクトの工数時間が表示されます。
*1・・・表示設定によって非表示になる場合があります。
《注意事項》
個人側の稼働表申請では、未配分時間がマイナス値の場合は申請確認でエラーとなりますが、稼働表修正ではエラーチェックは行われません。勤怠管理から取得された実績時間と、各プロジェクト工数の合計に差異がないかをチェックしながら操作して下さい。
《アサインの表示について》
各プロジェクト名の右側に「アサイン」が表示されています。「アサイン」は以下の区分があります。この表示内容により、選択しているプロジェクトの期間や、アサイン状況を確認することが出来ます。アサイン期間は〔稼働表修正〕から〔プロジェクト選択〕を開くことで期間を確認できます。
《申請コメントの表示について》
申請コメントには申請者が申請する際のコメントが表示されます。1日に付き最大50文字まで入力できますが一覧では入力内容の一部を表示しています。申請コメントを修正、追加したい場合は再度、「申請コメント」入力欄を押してポップアップを表示し文字を入力後、<入力>を押します。
図3. 申請コメント入力用ポップアップ画面
〔プロジェクト工数を削除する〕
プロジェクト工数は日付単位で削除が可能です。削除を行いたい日の「削除選択」チェックボックスにチェックを付けて、<削除>を押すことでデータの削除が行われます。複数日を同時に削除したい場合は、削除対象日すべてにチェックを付けます。
図4. 工数を削除したい日の削除選択をチェックする
月度のプロジェクト工数を全て消したい場合は、<全選択>を押すとすべての日付のチェックボックスにチェックが付きます。
《注意事項》
〔稼働表修正〕の削除機能は選択日付のプロジェクトの工数時間を削除する機能です。権限設定で使用可能なユーザを絞る等、運用面で注意が必要です。
〔申請をロックする、ロックを解除する〕
「申請ロック」のチェックボックスにチェックが付いている場合、対象日のプロジェクト工数が確定している状態です。この状態は申請が完了した場合や、未申請でもこの画面でチェックボックスにチェックを付け、<登録>を押した時にチェックが付きます。チェックが付いている日は、社員は対象日の承認ステータスが「承認済み」となり申請を上げることが出来ません。
基本的に月度のデータが全て確定値になっているか確認をする場合は、この「申請ロック」のチェックボックスにチェックが全て付いているかを確認することになります。
図5. 申請ロックでロックされている日付
申請承認が完了後、ロックされた日で再申請させたい場合は、この「申請ロック」を解除することになります。ロック解除は「申請ロック」のチェックボックスのチェックを外して、<登録>を押して下さい。
解除されると申請可能になりますので社員にその旨を伝え、申請を上げさせて下さい。
《注意事項》
プロジェクト工数の削除でもロックは解除されますが、プロジェクト工数も消えてしまいますので、工数の一部を訂正させたい場合は、「申請ロック」を解除する操作を行って下さい。
申請中のデータをロックした場合は、社員側の〔稼働表申請〕では「Lock」と表示されます。
また、承認が完了した場合はロックがかかっていても申請内容でプロジェクト工数が上書きされます。上書きしたくない場合は承認で否認を行って下さい。