《操作概要》
検索を行うと、条件に該当する社員の、プロジェクト工数管理に関する情報が一覧表示されます。また、さらに詳細なプロジェクト工数時間を確認したい場合は、〔稼働表修正〕へ移動することができます。
図1. 稼働表チェック 検索結果
《主なボタンの説明》
<再検索>:検索用の画面〔稼働表チェック チェック範囲指定〕を再表示します。
<表示>:〔稼働表修正〕へ移動します。*1
*1・・・ログインしているユーザの権限によっては、ボタンが表示されない場合があります。
《主な項目の説明》
①「部署」:各社員の所属部署が表示されます。
②「社員コード」:各社員の社員コードが表示されます。
③「社員名」:各社員の氏名が表示されます。
④「稼働時間合計」:プロジェクトの工数を振り分ける元となる勤怠の実績時間が、指定年月度の合計で表示されます。
⑤「承認時間合計」:各社員が申請を行ったプロジェクト工数時間のうち、最終承認が完了し、確定した時間のみが指定年月度の合計で表示されます。
申請が行われていても、承認が完了していない時間は含まれません。
稼働時間合計と差異がある場合は、背景色が黄色で表示されます。
⑥「承認ステータス」:各社員の、指定年月度における承認状況が表示されます。
「承認済み」:指定年月度において行われた申請が、すべて承認完了している状況を表します。
「承認中」:指定年月度において、承認途中の申請が存在する状況を表します。
「未申請」:指定年月度において、申請が1件も行われていない状況を表します。
⑦「未申請」:指定年月度において、未申請の年月日が存在するか否かが表示されます。
「なし」:全ての年月日について申請が行われている状況を表します。
「あり」:申請が行われていない年月日が存在する状況を表します。
《稼働表チェックの確認方法》
図2のように表示される社員の場合は、「承認ステータス」が「未申請」となっており、指定年月度において1件も申請を行っていないことがわかります。
図2. 申請を行っていない場合
図3のように表示される社員の場合は、「未申請」が「なし」となっているため、指定年月度の全年月日において承認を行っています。しかし、「承認ステータス」が「承認中」となっており、最終承認が完了していないことがわかります。承認者は、〔稼働表申請一覧〕にて未承認となっている申請を検索し、承認作業を行う必要があります。
図3. 未承認の申請がある場合
図4のように表示される社員の場合は、「承認ステータス」が「承認済み」となっているため、全ての申請が最終承認されています。しかし、「未申請」が「あり」となっており、指定年月度において未申請の年月日が存在することがわかります。管理者は社員に対して、申請漏れがないかを確認する必要があります。
図4. 未申請の年月日がある場合
図5のように表示される社員の場合は、指定年月度の全年月日について申請を行っており、なおかつすべての申請が最終承認されている状態です。勤怠実績時間とプロジェクト工数時間の差異もありません。
図5. 申請・承認共に完了している場合
《注意事項》
所定休日など、勤怠実績時間が存在しない年月日について申請を行っていない場合も、未申請の年月日が存在すると判定されます。未申請の有無がわかりづらくなってしまいますので、勤怠実績時間が存在しない年月日も含めて申請を行うようにしてください。