《操作概要》
〔稼働表申請〕は勤務時間をプロジェクトごとに日別で割り振り、その工数を日単位で上司へ申請、申請取り下げができます。承認が完了すると工数は確定値になり、再度申請を上げて修正を行うことはできなくなります。(申請ロックを外すと再申請は可能です。)
承認が完了したプロジェクト工数や承認中の工数は申請画面や照会画面で確認することができます。
プロジェクトの工数を入力し、承認ルートを確認して<申請確認>を押すと、入力内容が申請可能かチェックを行います。問題がない場合は<申請する>が表示されます。<申請する>を押すことで申請処理が行われます。
申請すると〔申請対象選択〕がチェックボックスから「承認待ち」と表示されます。承認者が承認すると「承認中」になり、承認が完了すると「承認済」となります。承認待ちの申請は取り下げすることが出来ます。1ヶ月の全てを承認済にすることで、1ヶ月分の稼働表が全て承認されたことになります。
図1. 稼働表申請画面(プロジェクト工数入力欄表示状態)
《主なボタン説明》
<変更>:対象年月度を変更します。
<申請確認>:入力したプロジェクト工数が申請可能かチェックします。
<申請一覧>:稼働表申請一覧に移動します。
<やり直し>:稼働表申請画面を表示した時の状態に戻します。
<一時保存>:入力したプロジェクト工数の内容を保存します。
<プロジェクト選択>:プロジェクト選択画面に移動します。
<勤怠個人申請へ>:勤怠の個人申請画面に移動します。
<確認>:承認ルートの内容が確認、変更できるポップアップを表示します。
<▲勤怠データ非表示>:勤怠表示領域を消すことができます。
<▼勤怠データ表示>:消した勤怠表示領域を表示することができます。
<全選択>:申請対象選択のチェックボックスを全てチェックします。
<全解除>:申請対象選択のチェックボックスを全て外します。
《主な項目の説明》
図2. 稼働表申請
①「重エラーメッセージ」:勤怠データに重エラーがある場合に重エラーの件数を表示します。
②「日付」:申請する対象日を表しています。
③「勤務区分略称」:勤怠の実績勤務区分が表示されます。
④「事由A」:勤怠で選択された事由Aが表示されます。
「事由B」:勤怠で選択された事由Bが表示されます。*1
「事由C」:勤怠で選択された事由Cが表示されます。*1
⑤「確定出勤」:勤怠の確定出勤が表示されます。
「確定退勤」:勤怠の確定退勤が表示されます。
⑥「勤怠選択項目1」:勤怠項目で表示を行いたい項目が表示されます。
「勤怠選択項目2」:勤怠項目で表示を行いたい項目が表示されます。
⑦「実績実働時間」:プロジェクトの工数を振り分ける元となる勤怠の実績時間が表示されます。
⑧ 「申請対象選択」:申請を行いたい日にチェックボックスがある場合はチェックすることで申請対象となります。申請した日は承認状況が表示されます。
⑨「申請コメント」:申請するときに承認者にコメントがある場合に入力する欄です。
⑩「未配分時間」:プロジェクト工数を申請するときに、対象日であと最大何時間申請可能かを表示します。
⑪「申請時間日別合計」:各プロジェクトで登録されたプロジェクト工数の日別合計が表示されます。
⑫「合計」:1ヶ月の各合計値が表示されます。
⑬「No」:プロジェクトの画面表示順番が表示されます。
⑭「プロジェクト名」:工数を入力する対象のプロジェクト名が表示されます。
⑮「アサイン」:アサインの区分が表示されます。各区分の内容は下記に記載しております。
⑯「プロジェクト工数」:申請し、承認されたプロジェクトの各工数時間が表示されます。
*1・・・表示設定によって非表示になる場合があります。
《アサインの表示について》
各プロジェクト名の右側に「アサイン」が表示されています。「アサイン」は以下の区分があります。この表示内容により、選択しているプロジェクトの期間や、アサイン状況を確認することができます。アサイン期間は〔稼働表申請〕から〔プロジェクト選択〕を開くことで期間を確認できます。
《申請対象選択の承認状況表示について》
「申請対象選択」の「承認状況」表示は、〔稼働表申請〕がどこから移動してきたかによって表示方法が違います。
「メニューから稼働表申請に移動した場合」
〔メニュー〕から〔稼働表申請〕に移動した場合は、「承認状況」が否認された場合や、取り下げした場合の表示はありません。
そのため承認状況表示は以下の様になります。
「承認状況一覧から稼働表申請に移動した場合」
〔承認状況一覧〕から〔稼働表申請〕に移動した場合は、申請した内容を確認する画面になります。そのため、申請した日のみに承認状況が表示されます。
別ページで「承認状況」を説明しています。
〔承認ルートを確認する、変更する〕
<確認>を押すと選択されている承認ルートの内容を確認できます。承認ルートの変更につきましては、勤怠申請時と同じ操作で変更できます。
図3. 稼働表申請画面で承認ルートを確認
《主なボタン説明》
<承認ルートを変更する>:稼働表の承認ルートを変更します。
<閉じる>:稼働表承認のポップアップを閉じます。
《注意事項》
稼働表申請の承認ルートを変更しても、勤怠申請の承認ルートは変わりません。
〔プロジェクト工数を入力する〕
実績稼働時間を確認し、申請するプロジェクト工数を割り振ります。入力は半角数値で入力して下さい。入力をするときに「__:__」と入力欄が表示されている場合は60進での入力を行って下さい。「__.__」と表示されている場合は10進入力になります。
図4. プロジェクト工数の入力
割り振った時間が実績稼働時間を超えた場合は、「未配分時間」がマイナス値になり、背景が赤く表示されます。「未配分時間」がマイナス値の場合は申請確認でエラーとなる場合があります。(プロジェクト基本設定「稼働時間チェック」実績稼働時間時間との差の範囲内はエラーとなりません。)
「申請対象選択」のチェックボックスにチェックを付けて<申請確認>を押すことで申請処理を行います。チェックを複数つけることにより1度の申請で複数日申請を行うことが可能です。
図5. 稼働表申請画面での申請コメントと申請コメント入力欄
「申請コメント」欄は1日に付き最大50文字まで入力できますが一覧では入力内容の一部を表示しています。「申請コメント」を修正、追加したい場合は再度、「申請コメント」をクリックしてポップアップを表示し文字を入力後、<入力>を押します。
図6. 0時間0分の申請例
プロジェクト工数が0時間0分の場合は未入力でも自動的に0時間0分が設定されますので、割り当てる必要がある項目のみ入力して下さい。
例えば日曜日のように休日の場合で実績稼働時間が0時間0分だった場合は申請時に申請対象選択にチェックを入れるだけで申請可能です。
《注意事項》
1ヶ月全ての日が申請されたかを承認者は確認するため、0時間0分の申請も行うようにして下さい。
〔稼働表申請の申請確認をする〕
プロジェクトの工数を入力し、申請対象選択のチェックボックスを付け<申請確認>を押すと、エラーチェックが行われ、問題がなければ、申請をするデータのみが表示されます。
図7. 申請確認ボタン押下後のエラーがなく申請可能な状態
図7では3日分の稼働表申請で、エラーが無く申請可能な状態です。<申請する>を押すことで申請処理が行われます。
申請確認時にエラーがある場合はエラーがポップアップメッセージで表示されます。エラー内容を確認、修正し、再度申請して下さい。
図8. 申請確認ボタン押下後のエラーがあり、メッセージが表示されている
申請確認では以下のエラーチェックを行っています。
・勤怠データが重エラーの場合。
・実働実績時間とプロジェクト工数時間が一致していない場合、または誤差が範囲外の場合。
・プロジェクト内に削除されたプロジェクトがある場合。
・プロジェクト内に期間外のプロジェクトがある場合
《主なボタン説明》
<申請する>:承認者に稼働表申請を行います。
<やり直し>:〔稼働表申請〕画面を表示した時の状態に戻します。
〔稼働表申請の申請をする〕
申請確認後、<申請する>を押すと申請が行われます。申請が行われると、〔承認状況一覧〕に移動し、申請一覧の最後の行に承認状況が「承認待ち」で表示されます。
〔稼働表申請の入力内容を一時保存する、保存内容を消す〕
図8. 稼働表申請で保存内容が表示されている場合
入力内容を保存しておきたい場合は、保存したい日の「申請対象選択」チェックボックスをチェックし、プロジェクトの工数、場合によっては申請コメントを入力し、<一時保存>押します。
<一時保存>を押した時はエラーチェックが実施されませんので、入力内容がそのまま保存されることになります。保存内容は〔稼働表申請〕を表示するときに自動で表示されます。
保存内容を消したい場合は、申請対象選択チェックボックスをすべて外して<一時保存>を押すことで保存内容が削除されます。
《注意事項》
申請を行うと、保存内容が削除されます。