〔勤務区分〕
《操作概要》
勤務区分は、『勤労の獅子』で処理の要となります。勤務シフトとして使用します。
勤務区分は全部署共通となりますので、部署別に設定することはできません。
・新規登録
「勤区コード」、「勤区名称」、「略称」、「出勤区分」(選択)を入力してください。
勤務区分詳細の入力が完了したら、<登録>をクリックしてください。
その後、必要に応じて勤務区分詳細編集の各項目を入力、選択してください。
・既存データの変更
変更するデータを一覧から選択し、各項目を変更してください。
変更が完了したら、<登録>をクリックしてください。
・コピー
既存の勤務区分を流用したい場合は、コピー登録ができます。
<勤務区分コピー>をクリックし、勤務区分を選択して<コピー>をクリックしてください。
《項目説明》
①勤務区分基本編集
「勤区コード」:勤務区分コード[半角英数字3桁]
「勤務区分名称」:勤務区分名称
「略称」:勤務区分略称
「出勤区分」:出勤の区分(選択)
出勤:出勤が義務付けられた日(所定出勤日)
休日:法定休日以外の休日(一般的には、土曜日・祝日など)
法休:法定休日
出勤区分の設定により、その勤務区分を設定した日を出勤日・休日・法定休日のうちのどの日として計算するのか変わります。
②勤務区分詳細編集
・勤務時間計算オプション設定
「事由区A・B・C」:勤務区分にリンクさせる事由(選択)
勤務区分を選んだ時に自動で事由が設定されるようになります。
利用する場合は先に事由登録してください。(事由登録参照)
※「▼事由区A」をクリックするとBとCが表示されます。
「日時時間外」:日次時間外配分を適用する該当登録名(選択)
利用する場合は先に日次時間外配分を設定してください。(日次時間外配分参照)
「時間外判定」:時間外を判定する時間
「端数」:該当する端数処理(選択)
確定出退勤や、その他時間数の端数丸めを行う時に設定します。
利用する場合は先に端数処理登録をしてください。(端数処理登録参照)
「勤区拡張」:勤務区分の拡張時間帯(選択)
複数回出勤など、勤務形態に応じて利用します。
利用する場合は先に勤区拡張登録をしてください。(勤区拡張登録参照)
・勤務時間詳細設定
標準勤務時間
「始業時刻」~「終業時刻」:予定勤務として表示する時間
「標準時間」:予定勤務時間数
「契約時間」:契約勤務時間数
コアタイム
「始業時刻」~「終業時刻」:遅刻/早退を判別する時間帯
「最低勤務時間」:最低勤務時間
各種手当設定
「手当欄」:各手当の回数(数値00~99 初期値“00”)
6項目まで指定することができます。
※「▼」をクリックすると手当3~6が表示されます。
その他勤務時間帯
「基点」 「始業時刻」~「終業時刻」:端数処理後の出勤時刻~退勤時刻
「計算範囲」 「始業時刻」~「終業時刻」:勤務計算処理する時間帯
「所定」 「始業時刻」~「終業時刻」:所定時間として表示する時間帯
「実働」 「始業時刻」~「終業時刻」:実働時間として処理する時間帯
「早出」 「始業時刻」~「終業時刻」:早出残業として処理する時間帯
出勤区分1:出勤の場合…平早残として処理
出勤区分2:休日の場合…休早残として処理
出勤区分3:法休の場合…法早残として処理
「残業」 「始業時刻」~「終業時刻」:普通残業として処理する時間帯
出勤区分1:出勤の場合…平普残として処理
出勤区分2:休日の場合…休普残として処理
出勤区分3:法休の場合…法普残として処理
「深夜」 「始業時刻」~「終業時刻」:深夜残業として処理する時間帯
出勤区分1:出勤の場合…平深残として処理
出勤区分2:休日の場合…休深残として処理
出勤区分3:法休の場合…法深残として処理
「特別」 「始業時刻」~「終業時刻」:特別残業として処理する時間帯
出勤区分1:出勤の場合…平特残として処理
出勤区分2:休日の場合…休特残として処理
出勤区分3:法休の場合…法特残として処理
「予備1」 「始業時刻」~「終業時刻」:拡張項目設定用 予備時間1として処理
「予備2」 「始業時刻」~「終業時刻」:拡張項目設定用 予備時間2として処理
「予備3」 「始業時刻」~「終業時刻」:拡張項目設定用 予備時間3として処理
勤務時間数
「時間数」:各項目で算出する計算結果の基点となる時間数
(残業などで、8時間以上から計算する場合は08:00と入力します。)
「時間」:各項目で算出する計算結果の最大時間数
(所定などで、8時間まで計算する場合は08:00と入力します。)
設定例
パターン1:「時間数」「時間」を設定しない場合
「始業時刻」から「終業時刻」の時間帯で、出勤時刻~退勤時刻の時間数が集計されます。
・出勤09:00・退勤18:00の場合
⇒集計結果:9時間
・出勤04:00・退勤16:00の場合
⇒集計結果:8時間(「始業時刻」以前は集計されないため)
・出勤18:00・退勤26:00の場合
⇒集計結果:6時間(「終業時刻」以降は集計されないため)
パターン2:「時間数」「時間」を設定する場合
「始業時刻」から「終業時刻」の時間帯かつ、出勤時刻~退勤時刻の時間数が「時間数」より多く、「時間」以下の場合のみ集計されます。
また、「時間数」を超えてから集計対象となりますので、上記の時間数から「時間数」が引かれたものが集計結果となります。
・出勤09:00・退勤18:00の場合
⇒集計結果:6時間(「時間数」が引かれるため)
・出勤11:00・退勤13:00の場合
⇒集計結果:0時間(「時間数」に達していないため)
・出勤08:00・退勤24:00の場合
⇒集計結果:12時間(「時間」を超えているため)
・出勤05:00・退勤18:00の場合
⇒集計結果:7時間(「始業時刻」以前は集計されないため)
・出勤18:00・退勤26:00の場合
⇒集計結果:3時間(「終業時刻」以降は集計されないため)
・休憩時間詳細設定
休憩時間帯
「開始時刻」~「終了時刻」:固定休憩時間での開始時刻~休憩終了時刻
勤務時間ごとの休憩時間帯
「勤務時間」:休憩が発生する勤務時間
「取得休憩時間」:休憩時間
①休憩時間帯を設定
「休憩開始」~「休憩終了」:休憩が発生する時間帯
②勤務開始から休憩が始まる時間数を設定
「勤務開始から」:勤務開始から休憩取得までの時間数
設定例
パターン1:固定休憩時間帯を設定する場合
※総務/人事部などの管理部門の昼休みなど
例)昼休み“12:00”~“13:00
パターン2:条件付き休憩時間数を設定する場合(休憩時間帯を設定)
※アルバイトの休憩時間など
例)実働が8時間を超えたら休憩1時間とし、その時間帯は“12:00”~“13:00”
パターン3:固定休憩時間数を設定する場合(休憩開始までの時間数を設定)
※アルバイトの特殊休憩時間など
例)実働が8時間を超えたら休憩1時間とし、勤務開始から4時間後に取得
パターン4:固定休憩時間数を設定する場合
※アルバイトの特殊休憩時間など
例)勤務時間数に関係なく休憩1時間とし、その時間帯は“16:00”~“17:00”
・有休見なし就業時間設定
全日
「有休」:各修正画面で、事由(処理方法)として「有休」が選択されたときに、
「所定」時間数として表示(処理)する時間数
「代休」:各修正画面で、事由(処理方法)として「代休」が選択されたときに、
「所定」時間数として表示(処理)する時間数
半日
「前半有休」 「始業時刻」~「終業時刻」:早出残業として処理する時間帯
「後半有休」 「始業時刻」~「終業時刻」:普通残業として処理する時間帯
「有休加算時間」前半/後半有休を取得した場合の加算する勤務時間数