〔マスタ/端数処理登録〕
①一般 端数設定
②出退勤 端数設定
《操作概要》
端数処理は、勤務区分マスタの処理方法(丸め)として使用します。
出/退勤予定、確定出/退勤時間などの端数(丸め)処理を設定します。
項目ごとに時間帯、切上げ、切捨ての設定することができます。
※手入力で時間を入力修正した場合も、入力した時間に対し端数(丸め)処理されます。
・新規登録
「端数コード」「端数処理名称」を入力し、各項目を入力、選択してください。
入力が完了したら、<登録>をクリックしてください。
・既存データの変更
変更するデータを一覧から選択し、各項目を変更してください。
変更が完了したら、<登録>をクリックしてください。
《項目説明》
「端数コード」:端数コード[半角数字2桁]
「端数処理名称」:端数処理名称
①一般 端数設定
「項目」:出勤/退勤予定、出勤/退勤打刻、確定出/退勤など
「分」:端数処理(丸め)の単位(数値00~59)
「丸め」:端数処理方法(なし/切捨て/切上げから選択)
「下限」:有効になる最小時間数
空白の場合は、下限“0”として処理されます。
例)「残業」欄に“01:00”と設定した場合、59分以下の普通残業時間数は“0”となります。
「上限」:有効になる最大時間数
空白の場合は、上限なしとして処理されます。
例)「残業」欄に“05:00”と設定した場合、5時間を超える普通残業時間数は“05:00”となります。
②出退勤 端数設定
「開始」:端数処理を行う時間帯の開始時間
「終了」:端数処理を行う時間帯の終了時間
「分」:端数処理(丸め)の単位(数値00~60)
「丸め」:端数処理方法(なし/切捨て/切上げから選択)
《主なボタン説明》
<登録>:入力された内容で端数処理マスタの登録・更新を行います。
<削除>:端数処理マスタの削除を行います。
《項目説明詳細》
選択可能な「単位丸め」について説明します。
・「切捨て」:指定した「単位(分)」で、時刻/時間数を切り捨てます。
例1)「退社」を“15”分単位で“切り捨て”
退勤実打刻時刻“18:15”⇒確定退勤時刻“18:15”
退勤実打刻時刻“18:01”⇒確定退勤時刻“18:00”
退勤実打刻時刻“18:16”⇒確定退勤時刻“18:15”
例2)「残業」を“15”分単位で“切り捨て”
実普通残業時間数“15”分⇒確定普通残業時間数“15”分
実普通残業時間数“01”分⇒確定普通残業時間数“00”分
実普通残業時間数“16”分⇒確定普通残業時間数“15”分
・「切上げ」:指定した「単位(分)」で、時刻/時間数を切り上げます。
例1)「出社」を“15”分単位で“切り上げ”
出勤実打刻時刻“08:15”⇒確定出勤時刻“08:15”
出勤実打刻時刻“08:01”⇒確定出勤時刻“08:15”
出勤実打刻時刻“08:16”⇒確定出勤時刻“08:30”
例2)「遅刻」を“15”分単位で“切り上げ”
実遅刻時間数“15”分⇒確定遅刻時間数“15”分
実遅刻時間数“01”分⇒確定遅刻時間数“15”分
実遅刻時間数“16”分⇒確定遅刻時間数“30”分
・「丸めなし」:実時刻/時間数に端数処理を行いません。
実打刻時刻/時間数が、そのまま確定時刻/時間数になります。