ユーザエラーチェック機能は、勤怠データ入力時や、勤怠申請を行う場合に、自分たちで作成したエラーを作成できる機能です。そのため、勤労の獅子の標準エラーでは対応していない、入力の仕方のチェックや、事由を設定するときに設定できない条件を設定しておくことで、勤怠上、正しいデータの投入を利用者に促すことができます。
ユーザエラーチェックは、日付ごとにエラーチェックを行ないます。そのため、月次のデータ、例えば、勤務日数や有休日数など、各日の月の集計結果に対しては基本的にエラーチェックを実施することはできません。
ユーザエラーチェックは日次計算処理の最後に実施されます。そのため、既に計算処理内で重エラーが発生してしまっている場合は、ユーザエラーチェックは実施されません。ユーザエラーチェックは日次の勤怠計算を実施して、正しい計算結果を得てから行う為です。ただし、軽エラーについては、発生していてもユーザエラーチェックは実施されます。
ユーザエラーチェックは、一覧画面で表示されている内容に基づいてエラーチェックが実施されます。エラーコードが小さい値からエラーを実施し、エラーとなったエラーコード以降のエラーチェックは実施されません。また、ユーザエラーで重エラーが発生した場合は、ユーザエラーの軽エラーチェックは実施されません。ユーザエラーはエラーを実施する人を部門や、雇用、職種で分けることができます。重エラー、軽エラーのエラーチェックは各エラー最大5つのチェックを実施し、それらのチェックにすべて一致した場合、エラーとなります。
《注意事項》
ユーザエラーが表示される順位は以下の様になります。1番が優先度として高い表示になります。
1. 計算処理で出力される重エラー
2. ユーザエラーで出力される重エラー(ユーザエラーコード順)
3. ユーザエラーで出力される軽エラー(ユーザエラーコード順)
4. 計算処理で出力される軽エラー