▼ 部署・部署階層の設定
●部署マスタの設定
【マスタタブ>部署】にて操作をおこないます。
《POINT》
・部署コードは人事、給与ソフトと合わせると、人事マスタ等との連携がおこない易くなります。
桁数が合わない場合は、10桁0(ゼロ)埋めで設定して下さい。
・部署マスタの削除は十分お気をつけください。従業員や勤怠データが閲覧不可になる可能性があります。
・部署マスタに変更があった際は、必ず部署階層の設定をご確認下さい。
●部署階層の設定
【マスタタブ>部署階層】にて操作をおこないます。
部署階層を利用した権限管理を柔軟におこなうため、複数のパターンを登録することが可能です。
登録済みの部署階層一覧の設定ボタンをクリックすると、部署階層の設定画面が表示されます。
《POINT》
・部署マスタで新規で部署を追加した場合、選択部署リスト(①)に追加されます。この状態では追加した部署を扱えませんので、必ず部署階層に追加して下さい。
・部署階層は部署マスタで作成した部署を階層構造に並べ替える設定になります。
上記の例(②)では、勤労株式会社(第1階層)配下に営業本部(第2階層)、その配下に企画部と営業部(第3階層)となっています。
・部署階層は基本的に会社の組織図に合わせて設定することで、組織構成に合わせた権限管理が可能になります。
・部署階層はパターン化して複数登録できるため、組織図とは違う特殊な権限管理をおこなうことも可能です。
▼ 職種・雇用の設定
職種は、【マスタタブ>職種】より設定をおこないます。
雇用は、【マスタタブ>雇用】より設定をおこないます。
《POINT》
・人事給与ソフトと同じコード値に設定しておくと、個人情報のマスタ連携がおこないやすくなります。
・職種と雇用の設定は必須ではありませんが、検索や勤怠計算の条件に使用可能です。
・職種コードは4桁、雇用コードは2桁になります。桁数が合わない場合は、0(ゼロ)埋めで設定して下さい。
▼ 個人情報の設定
●個人情報の登録
【マスタタブ>個人>新規登録】にて操作をおこないます。
初期登録時や入社等、従業員を追加する場合は、こちらの画面から個人情報の追加をお願いします。
《POINT》
・給与ソフトに勤怠データを連携する際に使用しますので、社員コード(①)は、給与ソフトと同じコードを設定してください。桁数が合わない場合は、10桁0(ゼロ)埋めで設定して下さい。
・従業員の登録が遅れ、打刻の取込エラーが発生した場合は、こちらで登録することで再度取込をおこなうことが可能です。
・社員ID(②)は、打刻データとの連携に使用します。
WEB打刻や指静脈認証ご利用の場合は社員コード、その他打刻端末ご利用の場合はカードID等、個人を識別するためのIDを入力して下さい。
・個人情報はコピー元の従業員を指定して登録することが可能です。コピー元従業員情報(③)にて部署や職種、雇用形態等が同じ従業員を指定して登録をおこなってください。
●個人情報のメンテナンス
【マスタタブ>個人>個人検索】より検索後、詳細情報ボタンをクリックしてメンテナンスをおこないます。
各項目は以下のとおり設定します。
《POINT》
・計算基準は勤怠計算をおこなう際のベースとなる設定です。管理職、一般従業員、アルバイト等の雇用形態によって設定が異なる場合も多いので注意しましょう。
・職種や雇用の区分によって残業手当の有無を判定することが多くあります。昇格、降格、雇用形態の変更などが発生した場合は必ずメンテナンスして下さい。
●個人情報の特徴『履歴管理』
個人情報の履歴管理とは?
以下は、桂 小五郎さんの人事異動や役職変更の履歴を例にした説明になります。
・2010年4月1日に一般従業員として入社し、マーケティング部に配属(①)
・2013年4月1日に営業本部に異動(②)
・2016年4月1日に営業本部の管理職に昇格(③)
このような履歴があった場合、「勤労の獅子」では以下のように管理していきます。
●履歴の作成方法
【マスタタブ>個人>個人検索】より検索後、詳細情報ボタンをクリックして履歴の追加をおこないます。
履歴の操作は、期間追加、期間変更、部署異動の3つを利用します。
《POINT》
・雇用形態が一般従業員から管理職に変更になった場合などに、各種手当の計算方法も変更になる場合が多くあります。
個人情報の履歴を正確に設定することで、正確な勤怠管理を実現することができます。
・個人の履歴は事前に登録することができます。入社、退社、部署異動、昇格等、人事の動きがわかったタイミングで個人マスタのメンテナンスを実施して下さい。