《ワークフロー設定マスタ書式設定の概要》
ワークフロー設定マスタを作成、変更する画面になります。(図1)
必要に応じて各項目の設定をおこないます。
〔ワークフロー設定マスタ一覧〕から<詳細>をクリックして移動してきた場合は、各項目欄に登録内容が表示されています。任意の項目を編集し、登録内容を更新することができます。但し、書式タイプの変更は出来ません。
図1. ワークフロー設定マスタ書式設定画面
《操作方法》
●登録、更新
ワークフロー設定マスタ書式設定を新規登録する場合、まず画面上部の「書式タイプ選択」「使用状況」「事後申請」「表示順」「申請書名称」「申請区分」「お知らせメッセージ」「メニューアイコン」「事由の登録先」「コメント表示項目」を入力、もしくは選択します。(図2)
《主な項目説明》
「書式タイプ」:書式のタイプを選択します。書式A(時間)、書式B(1日)、書式C(10日)、書式D(期間)、書式F(振休専用)
「使用状況」:使用状況を選択します。使用する(表示する)、使用しない(表示しない)
「事後申請」:事後申請の可否を選択します。認める、認めない
「表示順」:表示する順序を数値で入力します。
「申請書式名称」:申請書式の名称を入力します。
「申請区分」:申請区分。従業員画面で表示されるボタン名称を入力します。
「お知らせメッセージ」:お知らせメッセージ欄に表示されるメッセージを入力します。
「メニューアイコン」:個人メニュー画面のアイコンの色を選択します。
「事由の登録先」:申請した事由の登録先を選択します。事由Aに登録、事由Bに登録、事由Cに登録
<コメント表示項目>
「【申請】」:申請コメントの項目を選択します。※拡張項目の予約項目を予め設定。
「【承認】」:承認コメントの項目を選択します。※拡張項目の予約項目を予め設定。
書式タイプを選択すると書式タイプに合わせた入力画面が表示されます。
《主なボタン説明》
<登録>:表示されているワークフローマスタを更新します。
<削除>:表示されているワークフローマスタを削除します。
<一覧に戻る>:〔ワークフロー設定マスタ一覧〕に戻ります。
《書式Aの概要》
書式Aで申請したい日に対して、勤務区分、事由、開始、終了時刻を申請可能な書式となり、時間有休の開始、終了時刻などの申請に用います。
図2. 書式A設定画面
《主な項目説明》
「日付項目名称」:申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由のみ>:<申請可能事由>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
「申請可能事由」:「勤務区分の申請」で<申請可能事由のみ>を選択した場合、申請される事由を選択します。
「時間項目名称」:申請する時間項目入力欄のタイトルを入力します。
「開始時間項目」:申請する開始時間の項目を選択します。
「終了時間項目」:申請する終了時間の項目を選択します。
※開始時間項目、終了時間項目は、標準項目の時刻型の項目と拡張項目の時間型の項目が選択可能です。
《注意事項》
・時間休の申請書式は、「事由の申請:申請可能事由のみ」「申請可能事由:時間休の事由」と設定した場合のみ申請書式が作成可能です。
・開始時間項目、終了時間項目を「時間有休開始」「時間有休終了」にする場合、申請可能事由を時間休の事由にしないとエラーになります。
・申請可能事由を時間休の事由にして、開始時間項目、終了時間項目を「時間有休開始」「時間有休終了」以外にした場合もエラーになります。
・申請承認後は、時間有休開始・時間有休終了の項目以外は、承認された項目の文字色が青くなります。時間有休の項目については文字色は黒くなります。
《書式Aの設定例》
図3. 書式A設定例
《書式A設定例の表示結果》
図4. 書式A設定例の表示結果
《書式Bの概要》
書式Bで申請したい日に対して、勤務区分、事由を申請可能な書式となり、休暇などの申請に用
います。
図5. 書式B設定画面
《主な項目説明》
「日付項目名称」:申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由1と2のみ>:<申請可能事由1><申請可能事由2>で選択した事由のみ申請可能となります。
<申請可能事由1のみ>:<申請可能事由1>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
※申請可能事由を2つ選択した場合は、申請時にどちらかの事由を申請します。
《書式Bの設定例》
図6. 書式B設定例
《書式B設定例の表示結果》
図7. 書式B設定例の表示結果
《書式Cの概要》
書式Cは複数の申請したい日(最大10日分)に対して、勤務区分、事由を申請可能な書式となり、休暇などの申請に用います。年度初めの有給休暇取得予定5日間の申請で活用ができます。
また、書式Cでは〔ワークフローチェック一覧〕からチェックすることが可能です。
図8. 書式C設定画面
《主な項目説明》
「日付項目名称」:申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由のみ>:<申請可能事由>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
《注意事項》
・時間有休と振替出勤関連の事由は選べないようになっています。
・対象年月度の月初から1年以内が申請可能です。
・日付入力欄の1は一番小さい日付を入力しないとエラーになります。
《書式Cの設定例》
図9. 書式C設定例
《書式C設定例の表示結果》
図10. 書式C設定例の表示結果
《書式Dの概要》
書式Dは申請したい期間に対して、勤務区分、事由を申請可能な書式となります。
図11. 書式D設定画面
《主な項目説明》
「日付項目名称」:申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「勤務予定未登録時」:勤務予定が無い場合、勤務区分の申請を選択された設定に基づいて申請されます。全て登録(期間中全ての日に適用)、土日を除いて登録(期間中の土日を除外し適用)、土日祝を除いてと登録(期間中の土日祝)を除外し適用
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由のみ>:<申請可能事由>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
《注意事項》
・時間有休と振替出勤関連の事由は選べないようになっています。
・書式A、書式B、書式Cと異なり、残数計算が必要な事由(有休、積休、代休、拡張休)は選択できません。
・申請内容が登録されるのは、指定期間中で予定勤務区分の出勤区分が出勤になっている日のみです。
・予定勤務区分がない場合は、「全て登録」「土日を除いて登録」「土日祝を除いて登録」の設定に沿って登録します。
《書式Dの設定例》
図12. 書式D設定例
《書式D設定例の表示結果》
図13. 書式D設定例の表示結果
《書式Fの概要》
書式Fでは振替出勤と振替休日の専用書式となります。振替出勤、振替休日関する勤務区分、事
由を申請可能な書式となります。
図14. 書式F設定画面
《主な項目説明》
<振替出勤設定>
「日付項目名称」:振替出勤を申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由のみ>:<申請可能事由>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
<振替休日設定>
「日付項目名称」:振替休日を申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由のみ>:<申請可能事由>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
<振替休日2設定>
1日の振替出勤を半日ずつ別の日に振替休日を取得する場合に設定を行います。
「日付項目名称」:振替休日2を申請する日付入力欄のタイトルを入力します。
「勤務区分の申請」:勤務区分の申請について選択します。
<申請可能勤務区分のみ>:<申請可能勤務区分>で選択した勤務区分が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に勤務区分を選択します。
<申請による変更なし>:勤務区分の申請は行いません。
「申請可能勤務区分」:「勤務区分の申請」で<申請可能勤務区分のみ>を選択した場合、申請される勤務区分を選択します。
「事由の申請」:事由の申請について選択します。
<申請可能事由のみ>:<申請可能事由>で選択した事由が申請されます。
<申請時に選択>:申請時に事由を選択します。
<申請による変更なし>:事由の申請は行いません。
※振休管理のペアエラーチェックがオンで、振替日が設定されている場合は自動的に振替日を設定します。その場合、振替日の文字色は黒色のままです。
《注意事項》
・振替出勤設定で、申請可能勤務区分に出勤区分「3 法休」の勤務区分が設定された場合はエラーになります。「2 休日」はエラーになりません。
・振替出勤の申請可能事由は、振休発生・半振休発生の処理方法が設定された事由のみが選択可能です。
・振替休日設定の申請可能事由は、振休取得・前振休取得・後振休取得の処理方法が設定された事由のみが選択可能です。
・振替休日2設定の申請可能事由は、前振休取得・後振休取得の処理方法が選択された事由のみが選択可能です。
・発生数と消化数が一致しない場合はエラーになります。
《書式Fの設定例》
図15. 書式F設定例
《書式F設定例の表示結果》
図16. 書式F設定例の表示結果